結婚式の二次会にて |
「ねぇ、ねぇ。 あの、今、赤ワインを飲んでる彼、素敵じゃない?」
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「やっぱ、そう思う? 彼、弁護士なんだって!」 |
「へ? あんた、なんで、そんなこと知ってんの?」 |
「もう、ツバつけちゃったもんねぇ〜。 メアド、交換しちゃった♪」 |
「す、素早い!」 |
「あっ! あのミニスカ女、さっき別の男と話してたのに、今度は彼に粉かけてる」 |
「うわっ! なに! なんなの? いくら二次会でも、あのファッションは無いでしょ〜」 |
「きぃーっ! 私の彼にぃーっ!」 |
「いや、いや、いや、いや。 別に、あんたの彼じゃないし」 |
「私が一度ツバをつけた男は、全て私のモノなのよ!」 |
「なぁに言ってんだか・・・。 さて、んじゃ、私も早速、ツバかけて来よっかな♪」 |
「へ? ちょ、ちょっと、待って。 なんか、それ、ちょっと違・・・」 |
その数分後、異臭を放つ液体で全身をデロデロに濡らした男性が、
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泣きながら会場を走り去っていく姿が目撃されたということです。 |